(インバウンド情報、2024年9月9日の日経新聞からの抜粋)
According to STR, a subsidiary of the US real estate data analysis giant CoStar Group, the average room rate for domestic hotels in July was 20,960 yen, up 12.8% from the same month last year. It was the highest rate for July since the survey began in 1996. Areas with a large number of inbound foreign visitors to Japan, such as Tokyo, Osaka, and Kyoto, are driving the increase in room rates…
不動産データ分析大手、米コスター・グループ傘下のSTRがまとめた7月の国内ホテルの平均客室単価は2万960円で前年同月を12.8%上回った。1996年の調査開始以来、7月としては最高だった。東京、大阪、京都など訪日外国人(インバウンド)の多い地域が単価の上昇をけん引している。
平均稼働率は75.4%。高水準の目安とされる75%を5カ月連続で上回った。日次の最高稼働率は13日の89.7%だった。
STRの桜井詩織マネージャーは「夏の最繁忙期となる8月も、単価と稼働率はともに伸びが続いたとみられる」と指摘する。一方で「沖縄と中国・台湾などを結ぶ直行便の回復が遅れていたことから、この夏に沖縄で単価の上昇がどの程度みられたかを注視したい」という。